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75歳以上《後期高齢シニア》ふたり暮らしの生活費は?貯蓄2300万円も「介護」で底をつくリスク…

「ゆとりのある老後」にはいくら必要?年金が実質目減りする時代に、手元の資産を枯渇させず「資産寿命」を延ばすヒント

執筆者熊谷 良子編集者
22:36
75歳以上《後期高齢シニア》ふたり暮らしの生活費は?貯蓄2300万円も「介護」で底をつくリスク…

老後資金計画で重要な「おひとりさま期間」への備え

老後の資金計画において「想定する期間の長さ」も気にしておきたいポイントです。

厚生労働省の「令和6年簡易生命表」によれば、現在65歳の平均余命は男性20年(85歳)、女性24年(89歳)。

90歳まで生きる確率も男性26%、女性50%と長寿化が進んでいます。

夫婦のどちらかが先立ち、長期間「おひとりさま」となるケースは多いため、80歳前後を前提とした計画では資金不足のリスクがあります。

また、単身になっても家賃や光熱費といった固定費は半減せず、相対的に負担が重くなる点にも注意が必要です。

資産寿命を延ばすために。「貯蓄額」よりも「持続期間」を意識した備えを

今後の老後資金計画において重要なのは、単純な貯蓄額以上に「手元の資産で何年生活できるか(資産寿命)」という視点です。

平均データに一喜一憂するのではなく、就労や運用による収入確保に加え、高額療養費や加給年金といった社会保障制度を正しく理解・活用し、自身のライフスタイルに合わせた総合的なプランを立てることが豊かなシニアライフの第一歩となります。

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