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75歳以上《後期高齢シニア》ふたり暮らしの生活費は?貯蓄2300万円も「介護」で底をつくリスク…

「ゆとりのある老後」にはいくら必要?年金が実質目減りする時代に、手元の資産を枯渇させず「資産寿命」を延ばすヒント

執筆者熊谷 良子編集者
22:36
75歳以上《後期高齢シニア》ふたり暮らしの生活費は?貯蓄2300万円も「介護」で底をつくリスク…

2026年度の年金額は4年連続プラス改定も、実質的には「目減り」

老後の資金計画を立てるうえで、基本となる最新の年金事情について確認しておきましょう。

公的年金の支給額は、物価や賃金の変動を反映して、毎年度見直しが行われる仕組みになっています。

2026年度の年金額は、前年度と比較して国民年金(基礎年金)が1.9%、厚生年金(報酬比例部分)が2.0%の引き上げとなりましたが、物価上昇率(3.2%)に届かず、実質的には目減りしています。

2026年度(令和8年度)における年金支給額の具体的な水準

2026年度の公的年金改定情報

2026年度の公的年金改定情報
出所:日本年金機構「令和8年分からの年金額等について」
  • 国民年金(老齢基礎年金・満額):月額7万608円(前年度比+1300円)
  • 厚生年金(夫婦2人分の標準的な年金額):月額23万7279円(前年度比+4495円)

※厚生年金の金額は、平均的な収入(賞与を含め月額換算で45万5000円)を得て40年間就業した夫と、その期間に専業主婦であった妻というモデル世帯を想定した支給額です。

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