石津 大希
2026年度の年金額は4年連続プラス改定も、実質的には「目減り」
老後の資金計画を立てるうえで、基本となる最新の年金事情について確認しておきましょう。
公的年金の支給額は、物価や賃金の変動を反映して、毎年度見直しが行われる仕組みになっています。
2026年度の年金額は、前年度と比較して国民年金(基礎年金)が1.9%、厚生年金(報酬比例部分)が2.0%の引き上げとなりましたが、物価上昇率(3.2%)に届かず、実質的には目減りしています。
2026年度(令和8年度)における年金支給額の具体的な水準
2026年度の公的年金改定情報
- 国民年金(老齢基礎年金・満額):月額7万608円(前年度比+1300円)
- 厚生年金(夫婦2人分の標準的な年金額):月額23万7279円(前年度比+4495円)
※厚生年金の金額は、平均的な収入(賞与を含め月額換算で45万5000円)を得て40年間就業した夫と、その期間に専業主婦であった妻というモデル世帯を想定した支給額です。
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PROFILE
【保有資格】 二種外務員資格(証券外務員二種)、相続診断士、認知症介助士、日本園芸協会認定ガーデンコーディネーター 【経歴】 早稲田大学第一文学部史学科卒。書籍校閲者として人文・社会系一般書籍や教育教材などの制作に15年以上従事。 現在は金融メディア『LIMO(リーモ)』にて編集・執筆を担当。総務省や厚生労働省などが公表する「一次データ」を読み解く分析記事を得意とする。長年の紙媒体で培った編集力と、自身の家族介護から得たリアルな知見を掛け合わせ、「お金とくらし」にまつわる情報を読者目線で丁寧に発信している。 趣味は俳句とガーデニング。「言葉と暮らしを丁寧に紡ぐこと」をライフワークとしている。
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