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75歳以上《後期高齢シニア》ふたり暮らしの生活費は?貯蓄2300万円も「介護」で底をつくリスク…

「ゆとりのある老後」にはいくら必要?年金が実質目減りする時代に、手元の資産を枯渇させず「資産寿命」を延ばすヒント

執筆者熊谷 良子編集者
22:36
75歳以上《後期高齢シニア》ふたり暮らしの生活費は?貯蓄2300万円も「介護」で底をつくリスク…

働き方で変わる年金額。ライフコース別に見る5つの受給モデル

厚生年金の「月額約23万7000円」は昭和型の専業主婦世帯のモデル年金ですから、共働きやおひとりさまが増えた現代の実態とはズレがあります。

そこで、厚生労働省が公表した「多様なライフコースに応じた年金額(概算)」を参考に、現役時代の年金加入歴による5つのモデルを見ていきましょう。

ライフコースに応じた年金額

ライフコースに応じた年金額
出所:厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」

【モデル1】厚生年金中心の会社員男性の場合

  • 想定:平均年収約610万円(月額換算50万9000円)で約40年間就業
  • 年金月額の目安:17万6793円(基礎年金約7万円+厚生年金約10万7000円)

【モデル2】国民年金中心の自営業・フリーランス男性の場合

  • 想定:厚生年金への加入期間が約7年と短く、大部分が国民年金
  • 年金月額の目安:6万3513円

【モデル3】厚生年金中心でキャリアを築いた女性の場合

  • 想定:平均年収約427万円(月額換算35万6000円)で33年間就業
  • 年金月額の目安:13万4640円

【モデル4】国民年金中心の自営業女性の場合

  • 想定:厚生年金への加入期間が約6年と短い
  • 年金月額の目安:6万1771円

【モデル5】第3号被保険者期間が長い女性の場合

  • 想定:扶養の範囲内でパートタイマーとして働いた期間が長い
  • 年金月額の目安:7万8249円

就労した期間が同じくらいであっても、厚生年金に加入していたかどうかで、将来受け取る年金額には大きな差が生じます。

年に一度送られてくる「ねんきん定期便」や、いつでも加入記録を確認できる「ねんきんネット」などを活用して、ご自身の働き方に基づいた正確な年金見込額を把握しておくことが大切です。

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