執筆者泉田良輔LIMO&ファイナンス編集部 編集長
13:58

ROEは高さだけを見ると足をすくわれるのが現実です。ROA・ROICとの違いや、その「中身」を見抜くデュポン分解を具体的に解説します。元機関投資家が、ROEの真の読み方を解説します。

この記事はここがポイント

  • ROEは高さでなく、デュポン分解で収益性・効率性・財務レバレッジの「中身」を分析する指標
  • 自己資本利益率のROEは当期純利益÷自己資本で計算、一般に10%以上が優良企業の目安
  • ROEは株主資本コスト(約8%)超過で評価され、PBR=PER×ROEで株価に直結

「ROEの高い会社を選べばいい」——株式投資の入り口で、そう教わった方は多いかもしれません。たしかにROEは、会社の"稼ぐ力"を手早く測れる、とても便利な指標です。ただ、私が機関投資家として数字を見てきて痛感したのは、ROEは高さだけを見ると足をすくわれる、ということです。大事なのは、その高さが"どこから来ているのか"。本記事では、ROEの意味・計算式・目安から、ROAやROICとの違い、そして中身を見抜く「デュポン分解」までを、順にみていきましょう。

ROEは「Return On Equity」…

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泉田良輔LIMO&ファイナンス編集部 編集長

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