イズミダイズム
S&P500を上回ってきたApple株が、最新決算の発表後に窓を開けて下落しました。元機関投資家の泉田良輔氏が、米国式の決算書の読み方から増収の中身、一時要因、そしてiPhoneの国別普及シェアが示す…
この記事はここがポイント
- Appleの最新決算は増収増益だが、利益率の改善には関税還付という一時要因が含まれている
- サービス事業の成長は著しいものの、その根本はiPhoneのハードウェア普及に依存している
- 先進国でのiPhone普及率はすでに高く、今後の成長ドライバーは「高機能化による単価アップ」が鍵となる
米国株式市場において時価総額トップクラスを誇り、S&P500を牽引する存在であるApple。直近1年の株価推移を見ても、市場平均を上回る力強いパフォーマンスを見せてきました。しかし、最新の決算発表直後、同社の株価は大きく窓を開けて下落しました。「窓を開けた下落」とは、前日の終値と当日の始値の間に価格の空白ができるほど、売り注文が一気に膨らんだ状態を指します。売上も利益も伸びている「好決算」に見えるにもかかわらず、株価はこうした反応を示したのです。
株価がその日どう反応したかを一つの理由で説明するこ…
Apple Inc. AAPL 日足チャート(S&P500と比較)
出所:TradingView(Apple Inc. AAPL 日足チャート)1/4
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「イズミダイズム」はモニクルグループが運営する金融・経済YouTubeチャンネルです。フィデリティ投信や日本生命出身の元機関投資家の泉田良輔が、プロの視点から経済ニュースの裏側や資産形成のトピックを論理的に解説します。
監修者
この著者の記事一覧株式会社モニクルリサーチ代表取締役。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。元機関投資家。フィデリティ投信や日本生命で日本株式や米国株式の証券アナリストやファンドマネージャーとして勤務。東京科学大学大学院非常勤講師。