長期金利上昇が続くなか、三菱UFJFGが新たな個人向け劣後債(10年ブレット・10NC5)の仮条件を提示。利回り水準や先行したみずほFG債との比較、ベイルインなど、銀行劣後債に固有のリスクを解説します…
高市政権が掲げる積極財政への懸念などを背景に、足元の日本の金利環境は一段と上昇圧力が強まっています。
9日には、長期金利(新発10年国債利回り)が一時約30年ぶりとなる2.9%を記録しました。
このように日本の金利環境が大きな転換期を迎えるなか、個人投資家の間でも債券投資への関心が一段と高まりを見せています。
こうした市場環境のもと、メガバンクの雄である三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、個人投資家向けに新たな「劣後債(れつごさい)」の発行を準備しています。
条件決定は7月17日の予定です…
三菱UFJFGの個人向け劣後債 発行要項案
出所:提出書類より筆者作成1/1

フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。