執筆者泉田良輔LIMO&ファイナンス編集部 編集長
17:15

ROEを高めるにはどうすれば良いのでしょうか?その道筋は3つに整理できます。デュポン分解でわかる3つの高め方と落とし穴、質を高める重要性を事例で解説します。元機関投資家がその本質を解説します。

この記事はここがポイント

  • ROEを高めるには本業の利益率改善と資産効率向上が最も重要で、持続可能な質の高い向上である。
  • 財務レバレッジによるROE向上は短期的な効果があるが、財務リスクを伴い持続性に課題がある。
  • NECは利益率改善でROE13.0%を達成、三菱電機等は自己資本が多くROE向上の余地がある。

「ROEを上げるには、どうすればいいのか」——経営者にとっても投資家にとっても、これは本質的な問いです。実は、ROEを高める道筋は、たった3つに整理できます。その地図をくれるのが、ROEを分解する「デュポン分解」です。ROEの基本は「ROEとは?自己資本利益率の意味・計算式・目安からROA・ROICとの違い・デュポン分解まで」で解説していますので、本記事では、高め方の3つの道と、それぞれの落とし穴をみていきましょう。

ROEは、次の3つの掛け算に分解できます。

ROE = 売上高当期純利益率 × 総…

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泉田良輔LIMO&ファイナンス編集部 編集長

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