執筆者泉田良輔LIMO&ファイナンス編集部 編集長
09:54

NECの2026年3月期ROEは約13%に上昇。本業の稼ぐ力が本物か、デュポン分解で検証します。デュポン分解では純利益率の改善が主導し、特に採算性の高いITサービス事業が牽引しています。元機関投資家イ…

この記事はここがポイント

  • NECの2026年3月期ROEは13.0%に上昇、デュポン分解では純利益率が5.1%から7.5%へ改善したことが主導。
  • この利益率改善は、売上約7割のITサービス事業が13.4%の高採算となったことが牽引。
  • 財務レバレッジを下げ自己資本比率も約49%に改善、質の高いROE向上。

「ROEが上がった」と聞くと良いことに思えますが、大事なのは"どうやって"上げたか、です。借金(レバレッジ)を効かせて見かけを上げたのか、それとも本業の稼ぐ力そのものが強くなったのか——同じROE上昇でも、中身はまるで違います。NEC<6701>の2026年3月期は、まさにこの「中身」が良いかたちで改善した一年でした。デュポン分解で、その内訳をほどいてみましょう。

まずROEの水準です。NECのROE(親会社の所有者に帰属する当期利益÷自己資本、期首・期末平均ベース)は、2024年3月期が8.4%…

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泉田良輔LIMO&ファイナンス編集部 編集長

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