ディスコ<6146>の2027年3月期1Qは営業利益490億円、前年同期比42%増と大幅増益だった。だが株価は決算発表後に急落している。生成AI需要に沸く高収益企業と、揺れる株価のずれを整理する。
この記事はここがポイント
- ディスコ2027年3月期1Qは営業利益42%増と好調も、株価は期待先行で3割急落、期待値調整の動き。
- 営業利益率4割超、6期連続最高益更新、消耗品事業が景気変動に強い収益基盤。
- 1Q売上高1,143億円、営業利益490億円を計上。
半導体製造装置は、需要の波が大きい景気敏感な世界とされる。ディスコ<6146>はその代表格でありながら、足元では生成AI向けの追い風を受けて最高益を更新し続けている。ところが株価は、直近の決算発表を境にむしろ大きく下げた。強い業績と急落した株価、その食い違いを、昨秋以降の月末終値と決算から順にたどってみたい。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
昨秋以降の株価は、水を得ては引くような荒い値動きが続いた。調整後終値は2025年9月末の46,510円から、11月末に…
出所:各種資料をもとに筆者作成1/1

オリックスなどの国内金融機関出身。日本株アナリストおよび財務アドバイザーとして決算分析や資金調達を主導。「日経CNBC」出演などメディアを通じた相場解説の実績も豊富。企業財務に精通し、現在はモニクルリサーチで金融ニュースの深掘り記事を発信。