川崎重工が総額約1937億円の大型資金調達を発表。希薄化懸念の増資にもかかわらず、7月2日の株価が2.46%反発した理由とは?世界初の「トランジションCB」や成長投資への内訳など、市場の評価を解説。
7月2日、東京株式市場は半導体関連銘柄を中心に大きく値を下げました。
今回は、海外公募とユーロ円CB発行による総額約1937億円の資金調達を発表した川崎重工業(7012)を取り上げ、株価終値や1年間の株価チャート、増資の内訳について確認します。
2日の同社株は前日比2.46%高と、反発して取引を終えました。
1日の段階で増資観測の報道があり、希薄化や需給悪化懸念からすでに7.66%安となっていたため、正式発表されたことで織り込み済みとなり、買い戻しが入ったとみられます。
※記事中で記載の株価は全て終値と…
川崎重工の年間チャート
出所:各種資料より筆者作成1/1

フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。