新NISAを追い風に、この夏は株式分割が相次いでいます。キオクシア(285A)の1株3株分割や、三陽商会(8011)などの優待拡充が注目を集めており、分割後の株価動向と合わせて解説します。
この記事はここがポイント
- キオクシア(285A)は生成AI特需で株価高騰、1株→3株分割を決定
- 新NISAと東証要請で株式分割が多発、三陽商会・三越伊勢丹は優待も拡充
- 株式分割は買いやすくするも、材料出尽くし、資金流出、業績不足で株価軟調化要因
新NISAの普及を追い風に、個人投資家が買いやすい株価水準を意識した株式分割の動きが、この夏の決算発表シーズンでも目立っています。
東京証券取引所は上場企業に対し、投資単位を50万円未満に抑えるよう継続的な見直しを求めており、この方針に沿う形で分割に踏み切る企業が相次いでいる格好です。
なかでも注目を集めているのが、半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス<285A>です。
2026年6月25日の定時株主総会で分割の検討を表明していた同社は、7月31日の取締役会で正式に1株を3株に分割する方針を…

フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。