イズミダイズム
三菱電機は2026年3月期に過去最高の純利益を達成し、翌期もさらなる更新を計画しています。デュポン分解やCCCといった指標から、好調な業績の裏にある同社の資本効率や資金効率の課題を深掘りします。投資の…
この記事はここがポイント
- 3期連続最高益を更新もROE約9.7%で10%未満と、低い財務レバレッジが主要課題。
- 資金効率CCCは141日に長期化し、在庫増と仕入債務早期化がその主な要因。
- 好調な業績はFA、半導体、空調、防衛といった複数の稼ぎ頭の貢献。
三菱電機(6503)が好調です。2026年3月期は増収増益で、当期純利益は過去最高を更新しました。翌期もさらなる更新を計画しています。ただ、業績の絶好調とは裏腹に、投資家がこの会社に問い続けているテーマがあります。それが「稼ぐ効率」です。本記事は株価やバリュエーションではなく、業績の中身と、ROE(株主資本利益率)やキャッシュフローといった「稼ぐ力の質」に焦点を当て、数字を分解して読み解きます。
2026年3月期は、売上高が前期比6.8%増の5兆8,947億円、営業利益が同10.5%増の4,330…
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株式会社モニクルリサーチ代表取締役。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。元機関投資家。フィデリティ投信や日本生命で日本株式や米国株式の証券アナリストやファンドマネージャーとして勤務。東京科学大学大学院非常勤講師。