三井住友トラストグループが個人向け劣後債の仮条件を年2.400%~3.200%と提示しました。金融大手劣後債で3%台の利回りが射程圏内に入った背景に迫ります。先行2社の劣後債との比較、金利環境や格付け…
この記事はここがポイント
- 三井住友トラストグループ劣後債の仮条件は年2.400%~3.200%、3%台の利回りが射程圏内
- 金利上昇とR&I格付けA+が、先行2社より高めの仮条件の設定理由
- 劣後特約・実質破綻時債務免除特約・期限前償還条項、普通社債と異なるリスクに注意
長期金利の上昇(価格の下落)トレンドが長期化するリスクに身構えるなか、個人向け社債市場でも新たな動きがありました。
17日、三井住友トラストグループが、新たに発行を予定する社債「三井住友トラストグループ株式会社第25回期限前償還条項付無担保社債(劣後特約及び実質破綻時債務免除特約付)」について、利率の仮条件を年2.400%~3.200%とすることが明らかになりました。
個人投資家向けに販売される大手金融グループの劣後債としては、2026年7月に条件を決定した三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、…
三井住友トラストG債の発行要項案
出所:提出資料より筆者作成1/1
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フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。