パーソナルファイナンスニュース

男女で約6万円の差も。厚生年金のリアルな受給額と、毎月3万の赤字より怖い「口座凍結」リスク

赤字を補うはずの貯蓄が、ある日突然ストップする落とし穴。有資格者であり認知症介護の当事者でもある筆者が痛感した、老後資金における最大の盲点と「使える化」戦略。

執筆者熊谷 良子編集記者
20:06

厚生年金、男女で約6万円もの差があるのをご存じですか?さらに毎月3万円の赤字より怖い落とし穴も。厚生労働省のデータから厚生年金の平均受給額を解説。認知症介護当事者の有資格者が、口座凍結リスクとその対策…

この記事はここがポイント

  • 認知症で判断能力低下時、口座凍結で老後資金が使えなくなるリスク。
  • 女性の厚生年金は約11万円、男性より約6万円少なく、単身世帯は月約3万円の赤字。
  • 口座凍結対策は、口座情報共有、代理人カード、家族信託等で資産を「使える化」。

証券外務員や相続診断士として金融・相続の専門知識を持ちながら、筆者自身、認知症の親の介護という現場で「老後のお金の実態」に直面しました。

老後の生活資金を考えるとき、私たちはつい、長年会社員として納めてきた「厚生年金」がいくらもらえるのか、また不足分を補うための貯蓄はいくらあれば安心かといった「金額」ばかりに目を奪われがちです。

しかし、お金や制度の知識を持ち、かつ介護の当事者となった視点から言わせていただくと、厚生年金の受給額の多寡よりもさらに注意すべき課題が老後には潜んでいます。

今回は、「厚生年…

【男女別グラフ】厚生年金保険(第1号)年金月額分布

【男女別グラフ】厚生年金保険(第1号)年金月額分布
出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考にLIMO&ファイナンス編集部作成1/2
Google で優先するソースとして追加
熊谷 良子編集記者株式会社モニクルリサーチ

関連タグ