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【元銀行員が解説】老後生活費に不安を感じる50代。今から始められる、老後に向けたiDeCo活用術
三石 由佳
銀行で積立投資のアドバイス経験のある筆者が見た、40代50代の悩み
「新NISAで積み立てを始めたいけれど、今からでは遅いのではないか」と迷っていませんか。特に50代からスタートすべきかどうか悩んでいる人は多いかもしれません。
本記事では、新NISAのしくみを確認したうえで、毎月5万円を積み立てた場合の資産額を、30歳代・40歳代・50歳代の年齢別に見ていきましょう。
新NISAは、投資で得た利益が非課税になる制度です。2024年1月に始まりました。おもな内容は次のとおりです。
ポイントは、生涯で非課税にできる金額に1800万円という上限があることです。毎月5万円なら、年間60万円。30年間続けると元本はちょうど1800万円となり、非課税枠を使い切る計算になります。裏を返せば、早く始めるほど、長い時間をかけて枠を活用しやすくなるといえます。
みずほ銀行出身。FP2級保有。確定拠出年金の講師として全国でセミナーに登壇。フィンテック企業広報を経て、現在はLIMOで官公庁データを基に、年金や資産運用、新NISA、iDeCo等の記事を執筆。
銀行員時代、老後資産形成について悩まれご相談にいらした方の多くは40代50代でした。投資初心者の方は特に「投資のことなんて何もわからないのに、今から始めてもたかが10年で何ができるのでしょうか」と半信半疑のご様子でした。長期投資のメリットをお伝えしていても「10年では長期投資とは言えないのではないか」と思われる方が多い傾向にあります。その際は、10年でも毎月の積立投資をすることによって、まとまった成果を得られることもあると、シミュレーションにしてお見せしていました。