株式ニュース

【半値戻し】サイバー攻撃で一時急落のニチレイ(2871)、最新株価は?押し目買いを狙う投資家注目の株主優待も紹介

高値2,233円から急落も、17日順次復旧の発表で安心感か。12月期移行に伴う優待カウントの変更点まで網羅

執筆者高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者
04:30

「押し目」で狙いたい!ニチレイの株主優待制度

ここからは、投資家から支持を集めるニチレイの「株主優待制度」について、具体的な優待内容や2026年からの変更点を確認します。

対象となる株主

毎年12月末日(基準日)現在、同社の株主名簿に記載または記録された、普通株式500株(5単元)以上を保有している株主が対象です。

優待内容:保有期間に応じた商品セットの進呈

継続保有期間に応じて、ニチレイグループの人気商品(冷凍食品セット、または常温食品セットから選択可能)が進呈されます。

  • 継続保有期間が3年未満:2,500円相当の同社グループ商品の詰め合わせ
  • 継続保有期間が3年以上:3,500円相当の同社グループ商品の詰め合わせ

継続保有期間「3年以上」の定義は、毎年6月末日および12月末日の株主名簿に、基準日(毎年12月末日)から遡って、普通株式500株(5単元)以上を同一株主番号で連続して7回以上記載または記録されていることを指します。

【注意】2026年より優待制度の基準日が変更に!

2026年より「株主優待制度の基準日変更」が適用されます。

なお、この基準日の変更は、同社が決算期(事業年度の末日)を従来の3月31日から12月31日へと変更したことに伴うものです。

2026年9月末までの保有期間は「3月末日・9月末日」を基準日とし、2026年9月末より後は変更後の基準日「6月末日・12月末日」を適用してカウントされます。

  • 変更後の3年以上保有(連続7回)のカウント例
  • 1回目:2026年3月末日
  • 2回目:2026年9月末日
  • 3回目:2026年12月末日
  • 4回目:2027年6月末日
  • 5回目:2027年12月末日
  • 6回目:2028年6月末日
  • 7回目:2028年12月末日

上記のように、基準日の変更に伴いカウント時期が変わる点には注意しておきましょう 。

ニチレイの企業概要をおさらい

ニチレイは冷凍食品のトップブランドであると同時に、日本のコールドチェーン(低温物流)を実質的に支えるリーディングカンパニーです。

全国に75カ所の冷蔵倉庫を保有し、取引先企業は約5,000社にものぼります。

今回、システム障害による配送停止がすかいらーくやくら寿司、ケンタッキー(KFC)といった外食大手の営業にまで多大な影響を与えたことは、同社の持つ物流インフラがいかに日本社会にとって生命線であるかを改めて証明する形となりました。

ニチレイは、今回のサイバー攻撃による連結業績への具体的な影響について、判明次第速やかに開示する方針です。

なお、2026年12月期第1四半期決算の発表は、予定通り2026年8月7日に実施する見込みとなっています。

一時的なトラブルによる急落から、教科書通りの「半値戻し」で力強さを示したニチレイ。

17日からの順調な業務再開と、今後の全値戻し(2,112.5円超え)への展開に、引き続き多くの投資家からの熱い視線が注がれています。

参考

免責事項

  • 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。
  • 本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。
  • 投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
  • 株主優待の内容や条件などは変更される可能性があるため、必ず公式サイトでご確認ください。
Google で優先するソースとして追加

関連タグ

高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者

PROFILE