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【サイゼリヤ(7581)】株価がストップ高!値上げ検討報道+好決算+増配で注目、気になる「株主優待」は2024年7月に廃止

人気の食事優待券はなぜ廃止に?「配当による公平な利益還元」へ舵を切った最新決算と直近の株価推移を整理

執筆者高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者
19:00

サイゼリヤの最新決算:2026年8月期 第3四半期は「大幅な増収増益」

サイゼリヤが2026年7月15日に発表した、2026年8月期 第3四半期累計(2025年9月〜2026年5月)の連結業績を見ていきましょう。

  • 売上高:2,213億3,200万円(前年同期比+17.5%)
  • 営業利益:133億2,700万円(同+25.6%)
  • 経常利益:136億1,000万円(同+24.9%)
  • 四半期純利益:87億300万円(同+11.8%)

原材料高や円安に伴う食材仕入れコストの上昇という逆風はあるものの、客数・客単価ともに増加傾向を維持。

メニュー施策や店舗DX(デジタルトランスフォーメーション)などが奏功しました。

メディアで「値上げ検討」が報じられたことも、今後のさらなる採算改善を期待する買いを呼び込む格好となりました。

サイゼリヤの2026年7月16日の終値「6,780円」:決算+値上げ検討報道で「ストップ高」を記録

好決算と値上げ検討の報道を受けて、サイゼリヤの株価は急騰。

  • 株価(終値):6,780円(前日比 +1,000円/ストップ高
  • 前日比:+17.30%
  • 出来高:346,400株
  • 時価総額:354,406百万円
  • 売買代金:2,349百万円
  • PER(会社予想):28.23倍
  • PBR(実績ベース):2.55倍
  • 配当利回り:0.52%

7月16日の市場では、朝方から買い注文が殺到。値幅制限の上限となる前日比1,000円高(+17.30%)の6,780円で比例配分され、ストップ高となりました。

サイゼリヤの年間チャートもチェック

昨年夏から今年3月にかけて、もみ合いながら緩やかな右肩上がりで推移しました。

2月26日には、上場来高値となる7,220円を記録。

4月8日の2026年8月期中間決算発表後に大きく値を下げ、その後も中東情勢の緊迫化などを上値が重い局面が続きました。

16日の急騰で、株価は一気に7,000円台の奪還もうかがう展開となっています。

サイゼリヤの年間チャート

サイゼリヤの年間チャート
出所:各資料より筆者作成

サイゼリヤの配当金:期末配当を「5円増配」へ修正

株主優待を廃止し、配当重視の姿勢を明確にしているサイゼリヤ。今回の決算発表と同時に、嬉しい増配のニュースも飛び込んできました。

同社は、2026年8月期の期末配当予想を、従来の30.00円から「35.00円」へと5円増額修正しました。

近年の年間配当金の推移

  • 2024年8月期:25.00円
  • 2025年8月期:30.00円
  • 2026年8月期(予想):35.00円 (※今回5円増配)

優待を廃止した2024年以降、同社は計画的に配当金を積み上げており、企業の成長をしっかりと配当で還元する方針が軌道に乗っていることがうかがえます。

まとめにかえて

サイゼリヤ(7581)の株主優待は、2024年7月の発表をもって(実質的には2023年8月分を最後に)廃止となっており、現在は実施されていません。

しかし、優待廃止と引き換えに強化された「配当還元」と、それを裏付ける「圧倒的な業績の強さ」は、今回のストップ高という市場の反応からも高く評価されていることが分かります。

安くて美味しい「サイゼ」の魅力はそのままに、企業としての稼ぐ力と株主還元を磨き続ける同社。

優待こそありませんが、今後の成長株・配当株として、引き続き目の離せない存在になりそうです。

参考

免責事項

  • 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。
  • 本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。
  • 投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
  • 株主優待の内容や条件などは変更される可能性があるため、必ず公式サイトでご確認ください。
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