個人向け国債「買ってはいけない」は本当?7月募集分の金利は最大1.95%に。メリット・デメリットを徹底整理
yoshi0511/shutterstock.com
債券ニュース

個人向け国債「買ってはいけない」は本当?7月募集分の金利は最大1.95%に。メリット・デメリットを徹底整理

金利のある世界で資産運用の選択肢に

執筆者和田 直子編集者 株式会社モニクルリサーチ
12:32
個人向け国債「買ってはいけない」は本当?7月募集分の金利は最大1.95%に。メリット・デメリットを徹底整理
yoshi0511/shutterstock.com

この記事はここがポイント

  • 7月個人向け国債の金利は魅力的な水準だが定期預金金利との比較検討が重要
  • 減らしたくない資金や初めての資産運用に適しているが”インフレ”には注意

「個人向け国債は買ってはいけない」ネットやSNSの口コミでそんな言葉を目にして、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか。

確かに、個人の目的や資金の使い道によっては「合わない」と感じることもある商品です。

私が銀行員だった当時は、超低金利の真っ只中でした。

窓口に定期預金を預け入れに来られたお客様に、少しでも金利の高いものを…と個人向け国債をご紹介したことが何度もあります。

しかし当時は、「定期預金と大して金利も変わらないし、わざわざ国債にしなくても定期預金のほうが安心だからいいわ」と仰る方がほとんどでした。

あれから環境は大きく変わりました。日銀の利上げ方針もあり、日本には本格的に「金利のある世界」が戻りつつあります。

かつての「定期預金で十分」という常識は揺らぎ、個人向け国債の金利メリットは急速に高まっているのです。

毎月更新される金利への関心が高まる中、2026年7月3日、財務省より最新の個人向け国債の発行条件が発表されました。  

今回は、気になる最新の金利情報をお届けしながら、元銀行員の目線で「買ってはいけない」と言われる理由の真相と、個人向け国債が持つ確かなメリットを両面からわかりやすく整理して解説します。

個人向け国債とは? はじめての資産運用に向いている「6つのポイント」

「投資は怖いけれど、定期預金のままではもったいない」

個人向け国債は、そんな方のはじめての資産運用に適した商品です。

その理由は、以下の6つのポイントにあります。

個人向け国債とは

個人向け国債とは
出所:財務省「個人向け国債」

満期まで保有すれば、国が元本を保証

満期まで保有すれば、投資した金額(元本)がそのまま戻ってきます。

国が発行だから安心

日本国政府が責任を持って元本と利子を支払うため、極めて安全性の高い金融商品です。

1万円から購入可能

まとまった資金がなくても、1万円単位で少額から無理なく始められます。

0.05%(年率) の最低金利保証

万が一、世の中の金利が大きく下がっても「年0.05%」の利子は約束されています。

年12回(毎月) 発行

毎月新しい国債が発行されるため、自分の買いたいタイミングでいつでも購入できます。

中途換金も1万円からOK

発行から1年経過すれば、1万円単位で引き出し(換金)できるため柔軟性もあります。

 

Google で優先するソースとして追加

関連タグ

和田 直子編集者 株式会社モニクルリサーチ

PROFILE