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貯蓄4000万円以上は15%も?《30歳代〜60歳代》ふたり以上世帯のリアルな貯蓄事情!

「退職金と年金でなんとかなる」は通用しない?長寿化と物価高に負けないための家計管理と資産形成のヒント

執筆者熊谷 良子編集記者
06:36

【年収と貯蓄の関係】貯蓄4000万円超世帯の平均年収はいくら?

「家計調査(2025年平均結果)」の貯蓄額階級別の平均年収を、「二人以上世帯全体」と「勤労者世帯(現役世代)」で比較してみましょう。

全体的な傾向として、年収が高いほど貯蓄額も多くなるものの、必ずしも「高収入だから高貯蓄」と単純に結論づけられるわけではないようです。

【一覧表】二人以上世帯の貯蓄残高別の平均年収

二人以上世帯の貯蓄残高別平均年収

二人以上世帯の貯蓄残高別平均年収
二人以上世帯の貯蓄残高別平均年収

【二人以上世帯全体】貯蓄残高別の平均年収

  • 貯蓄100万円未満:489万円
  • 貯蓄100~200万円:583万円
  • 貯蓄200~300万円:607万円
  • 貯蓄300~400万円:634万円
  • 貯蓄400~500万円:617万円
  • 貯蓄500~600万円:619万円
  • 貯蓄600~700万円:655万円
  • 貯蓄700~800万円:650万円
  • 貯蓄800~900万円:651万円
  • 貯蓄900~1000万円:718万円
  • 貯蓄1000~1200万円:681万円
  • 貯蓄1200~1400万円:686万円
  • 貯蓄1400~1600万円:694万円
  • 貯蓄1600~1800万円:733万円
  • 貯蓄1800~2000万円:762万円
  • 貯蓄2000~2500万円:688万円
  • 貯蓄2500~3000万円:736万円
  • 貯蓄3000~4000万円:753万円
  • 貯蓄4000万円以上:837万円

最も資産が多い「貯蓄4000万円以上」の世帯の平均年収は837万円でした。

全体の中では高い水準ですが、年収と貯蓄額がきれいな比例関係にあるわけではないことがわかります。

これは、家計の管理方法やお金の使い方といった習慣の違いが、最終的な資産額に大きく影響していることを示唆しています。

さらに参考として、現役世代が中心となる勤労者世帯のデータも見てみましょう。

【二人以上世帯のうち勤労者世帯】貯蓄残高別の平均年収

  • 貯蓄100万円未満:564万円
  • 貯蓄100~200万円:675万円
  • 貯蓄200~300万円:697万円
  • 貯蓄300~400万円:743万円
  • 貯蓄400~500万円:714万円
  • 貯蓄500~600万円:736万円
  • 貯蓄600~700万円:773万円
  • 貯蓄700~800万円:776万円
  • 貯蓄800~900万円:776万円
  • 貯蓄900~1000万円:883万円
  • 貯蓄1000~1200万円:835万円
  • 貯蓄1200~1400万円:855万円
  • 貯蓄1400~1600万円:900万円
  • 貯蓄1600~1800万円:883万円
  • 貯蓄1800~2000万円:998万円
  • 貯蓄2000~2500万円:863万円
  • 貯蓄2500~3000万円:968万円
  • 貯蓄3000~4000万円:977万円
  • 貯蓄4000万円以上:1107万円

勤労者世帯に絞ると、貯蓄100万円未満の世帯の平均年収は564万円、貯蓄4000万円以上の世帯では1107万円となります。

一方で、現役世代が中心の勤労者世帯に絞ると「収入の増加が貯蓄額の増加に結びつきやすい」関係性がより明確に表れています。

ただし、収入が増えた分だけ支出も増やしてしまっては意味がありません。

生活レベルを必要以上に上げず、手取り収入の一部を継続的に貯蓄や投資に回す習慣こそが、将来の資産の差を生みます。

熊谷 良子編集記者株式会社モニクルリサーチ

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