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【新NISA】口座の3分の1が休眠中?元銀行員が「50代が投資を踏み出すための効率的な方法」を解説
三石 由佳
「退職金と年金でなんとかなる」は通用しない?長寿化と物価高に負けないための家計管理と資産形成のヒント
さて、先述の家計調査をさらに詳しく見ると、貯蓄額が100万円に満たない二人以上の世帯が、全体の約1割を占めていることがわかります。
このような状況に陥る背景には、いくつかの要因が複合的に絡んでいると考えられます。
非正規雇用の増加や賞与のカットなどにより、手取り収入が安定しにくい状況があります。
特に子育て世代では教育関連の支出が急増し、住宅ローンと相まって家計を圧迫する要因となります。
自動車の買い替えや家電の故障、急な医療費など、予期せぬ出費によって貯蓄計画が中断されがちです。
家計簿をつけていないなど、収支の全体像を把握できておらず、改善の糸口を見つけられないケースも少なくありません。
また、貯蓄がほとんどない状態が続くと、次のようなリスクに直面しやすくなります。
貯蓄がない状況が続くと、急な出費に対応できないだけでなく、借入れに頼る場面の増加、老後資金の準備不足、失業や病気による収入減の直撃といったリスクが高まります。
これを防ぐには、月々1000円〜5000円からでも、継続して積み立てる仕組みを作ることが大切です。
早大卒。証券外務員二種・相続診断士。15年の書籍校閲で培ったファクトチェック力を武器に、一次資料に基づく「お金と暮らし」の分析記事を担当する編集記者。認知症介護経験をいかし、読者目線に立った情報発信も。