ZOZOの議決権の過半は親会社LINEヤフー側が握る。2026年3月期通期のROEは46.6%と小売業中央値を大きく上回るが、株価は昨秋から1割半下げた。両者のつながりを整理する。
この記事はここがポイント
- ZOZOの議決権はLINEヤフーが過半を握り、ネットグループの支配下。
- 2026年3月期ROE46.6%、配当性向72.1%と高水準も、株価は昨秋から1割半下落。
- LINEアカウントや海外Lyst子会社化で集客強化、2030年3月期EBITA900億円目標。
ZOZOTOWNという名前から連想するのは、独立したファッションEC企業の姿だろう。私も長いあいだ、そう捉えていた。だがZOZO<3092>の大株主の欄を開くと、議決権の過半を握るのはネット大手のグループ会社だ。株価は昨秋から下げ基調をたどり、2026年に入って1,000円を割り込む場面もあった。この会社の素性と株価は、どこでつながっているのか。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
2026年3月期の有価証券報告書で、ZOZOの大株主の首位に立つのはZホールディ…
出所:株式会社ZOZO 有価証券報告書をもとに筆者作成1/2
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オリックスなどの国内金融機関出身。日本株アナリストおよび財務アドバイザーとして決算分析や資金調達を主導。「日経CNBC」出演などメディアを通じた相場解説の実績も豊富。企業財務に精通し、現在はモニクルリサーチで金融ニュースの深掘り記事を発信。