東京エレクトロンの2026年3月期の営業利益率は25.6%。ディスコの42.3%に16.8ポイント届かないが、ROEでは逆転する。株価が3倍近くまで伸びて反落した局面の収益構造を整理する。
この記事はここがポイント
- 東京エレクトロンとディスコの2026年3月期営業利益率は16.8ポイント差。稼ぎ方設計に違い。
- 営業利益率で劣る東京エレクトロン、2026年3月期ROEはディスコより4.5ポイント高い結果。
- 東京エレクトロン株価、2025年9月から3倍近く上昇後、2026年7月に3割弱下落。
昨秋の水準から3倍近くまで伸び、そこから一気に上げ幅を吐き出す。東京エレクトロン<8035>の株価は、この11か月でそういう荒い動きをたどってきた。半導体製造装置は業績の波が大きい業種だが、それにしても振れ幅が大きい。株価の軌跡を追ったうえで、収益性という物差しで同業と並べてみたい。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
起点となる2025年9月末の終値は26,000円台だった。そこから10月末には34,000円台まで、一段で切り上がっている。
11月末はいったん3…
出所:各種資料をもとに筆者作成1/2

オリックスなどの国内金融機関出身。日本株アナリストおよび財務アドバイザーとして決算分析や資金調達を主導。「日経CNBC」出演などメディアを通じた相場解説の実績も豊富。企業財務に精通し、現在はモニクルリサーチで金融ニュースの深掘り記事を発信。