住友電気工業<5802>の売上は57.4%が自動車関連。さらに2027年3月期1Qでは、売上構成比6%台の情報通信関連が営業利益で自動車を上回った。セグメントの重心を追う。
この記事はここがポイント
- 住友電工27年1Q、情報通信が営業利益で自動車を上回る利益転換。
- 情報通信はデータセンター需要で伸長、営業利益率24.6%の高収益。
- 設備投資は情報通信へ減価償却費1.5倍を配分、成長分野へ資金集中。
社名に「電気」と入っているから、電線をつくる会社だと私は長らく思っていた。住友電気工業<5802>である。銅を引き伸ばして線にする、あの事業だ。ところが決算資料を開くと、売上の中心にいるのは電線ではない。しかも利益の重心は、いま別の場所へ移ろうとしている。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
2026年3月期の連結売上高は5兆1,101億円。これをセグメントに割ると、社名から受ける印象は早々に崩れる。
最大は自動車関連事業で2兆9,353億円、構成比57.4%。次…
出所:各種資料をもとに筆者作成1/1
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オリックスなどの国内金融機関出身。日本株アナリストおよび財務アドバイザーとして決算分析や資金調達を主導。「日経CNBC」出演などメディアを通じた相場解説の実績も豊富。企業財務に精通し、現在はモニクルリサーチで金融ニュースの深掘り記事を発信。