ジャパンディスプレイは2026年3月期に自己資本比率▲6.1%の債務超過に陥り、2027年3月期1Qで純資産は36億円へ戻した。株価は4月末から半値以下。財務再建の現在地をシャープと並べて測る。
この記事はここがポイント
- JDIは2026年3月期債務超過も、2027年3月期1Qで純資産36億円へ回復。
- シャープは2026年3月期自己資本比率19.6%回復、売上14倍JDIと支払利息同水準。
- JDI株価は新株予約権行使で資本調達、株数増加で1株価値希薄化懸念。
20円前後だった株価が、半年で100円まで上がり、そこからまた半分以下に戻る。ジャパンディスプレイ<6740>の株価は、昨秋以降そんな軌跡をたどった。派手な値動きの裏側にあるのは、債務超過とその解消をめぐる財務の話だ。同じ電機業界で財務の立て直しを経験した会社と並べると、この銘柄の現在地は測りやすくなる。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
2025年9月末の終値は21円だった。そこから年末までの3か月は20円前後で、月末の終値で見れば横ばい圏が続いた。
変化は年…
出所:各種資料をもとに筆者作成1/2
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オリックスなどの国内金融機関出身。日本株アナリストおよび財務アドバイザーとして決算分析や資金調達を主導。「日経CNBC」出演などメディアを通じた相場解説の実績も豊富。企業財務に精通し、現在はモニクルリサーチで金融ニュースの深掘り記事を発信。