SCREENホールディングス<7735>の売上は8割が半導体製造装置。だが社名の源流は写真製版機械にあり、印刷関連機器は今も573億円を稼ぐ。この構造を分解する。
この記事はここがポイント
- 社名「スクリーン」は印刷由来、売上8割が半導体製造装置事業。
- 印刷関連機器は売上9.5%(573億円)も、利益は半導体事業へ集中。
- ROE20.3%と高収益だが、潤沢なネットキャッシュの活用が焦点。
半導体製造装置メーカー。SCREENホールディングス<7735>をそう覚えている人は多いだろう。私もそうだった。ただ、社名の「スクリーン」が何を指すのかと問われると、答えに詰まる。この語は半導体から来ていない。印刷から来ている。しかも印刷は、過ぎ去った話でもない。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
沿革をたどると、この会社の出発点は1943年10月にある。資本金13万円で大日本スクリーン製造として設立され、本社は京都市に置かれた。
社名に半導体の要素はどこにもな…
出所:各種資料をもとに筆者作成1/1
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オリックスなどの国内金融機関出身。日本株アナリストおよび財務アドバイザーとして決算分析や資金調達を主導。「日経CNBC」出演などメディアを通じた相場解説の実績も豊富。企業財務に精通し、現在はモニクルリサーチで金融ニュースの深掘り記事を発信。