味の素(2802)の事業利益増加分の7割超は、主力である調味料・食品事業ではなくヘルスケア等事業が主因です。決算後に切り返した株価と、世界シェア95%超を誇る半導体パッケージ材料「ABF」の実力に迫り…
この記事はここがポイント
- 味の素、事業利益増加分の7割超は電子材料含むヘルスケア等事業が主因
- 世界シェア95%超の半導体材料「ABF」はAI・サーバー向け販売好調
- 1Qは過去最高を更新し、通期業績予想も上方修正
2026年8月17日の東京株式市場は、AI・半導体関連株への買いが牽引する形で日経平均株価が前日比506円高となり、5営業日続伸で取引を終えました。
手掛かり材料に乏しいお盆休み明けの相場において、この物色展開の追い風を捉えたのが味の素(2802)です。
同社は足元で「半導体関連」銘柄としても注目度が高まっており、この日は引けにかけて上げ幅を拡大。前日比155円高(+2.78%)の5,721円と大きく反発して取引を終えました。
この株価の底堅さは、8月6日に発表された2027年3月期第1四半期決算をき…
出所:各資料より筆者作成1/1

フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。