東京エレクトロンデバイス<2760>は2027年3月期1Qで営業利益が前年同期比179.5%増。半導体商社の利益を担ってきた事業の入れ替わりと、受注の回復局面を整理する。
この記事はここがポイント
- 2026年3月期はIT関連事業が利益を牽引、2027年3月期1Qで半導体利益は10倍超に急反転。
- 2027年3月期1Q営業利益179.5%増、通期経常利益136億円へ上方修正。
- 株価は2026年4月以降に回復、半導体回復期待を先行織り込み済み。
決算の数字が悪くても株価が上がる、あるいはその逆が起きるとき、私たちはつい単純な因果を探したくなる。半導体関連という一語で語られやすい東京エレクトロンデバイス<2760>も、事業の中身に降りてみると少し違う姿が見えてくる。昨秋からの株価と、直近の決算を並べて考えてみたい。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
東京エレクトロンデバイスの株価は、2025年9月末に3,000円弱の水準にあった。
そこから緩やかに水準を切り上げる場面もあったが、2026年3月末には3,0…
出所:各種資料をもとに筆者作成1/1

オリックスなどの国内金融機関出身。日本株アナリストおよび財務アドバイザーとして決算分析や資金調達を主導。「日経CNBC」出演などメディアを通じた相場解説の実績も豊富。企業財務に精通し、現在はモニクルリサーチで金融ニュースの深掘り記事を発信。