執筆者石津 大希アナリスト 株式会社モニクルリサーチ
17:30

信越化学工業の2027年3月期1Qは営業利益1,737億円で+4%。半導体関連の電子材料が+23%と牽引する一方、塩化ビニルは市況変調で▲34%。株価は初夏の急騰後、6,000円弱まで戻す。

この記事はここがポイント

  • 2027年3月期1Qは営業利益+4.2%、電子材料+23%、塩ビ▲34%の綱引き決算。
  • 株価の乱高下は半導体AI期待と塩ビ市況懸念を織り込んだ市場の動き。
  • 営業利益率26%超、自己資本比率79%の高い収益性と財務体質、通期で営業利益7,000億円回復の会社予想。

株価が半年で大きく上下する銘柄を前にすると、何が起きているのかと戸惑う投資家は少なくないだろう。信越化学工業<4063>は、まさにそうした値動きをたどってきた。今年の春に急騰し、初夏には急落したのだ。7月24日に開示した2027年3月期1Qの決算と併せて、株価の背景を読み解いていきたい。

※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。

月次の調整後終値で振り返ると、信越化学の株価は2025年9月末に4,800円台だった。そこから年明けにかけて上昇の勢いを強め、2026年5月末…

出所:各種資料をもとに筆者作成1/1
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石津 大希アナリスト 株式会社モニクルリサーチ

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