IHI<7013>は前通期で営業増益、当期利益はプラス42.8%。ROEは28.4%と機械の中央値を大きく上回る。1Q決算の発表を前に、防衛・航空エンジン牽引の回復と株価動向を整理する。
この記事はここがポイント
- IHIは2026年3月期、営業増益と当期利益プラス42.8%、ROE28.4%のV字回復。
- 回復は防衛・航空エンジンが牽引し、2027年3月期は大幅増収増益の計画。
- 株価は3,215円から4,303円へ急騰後調整局面、1Q決算が焦点。
一度は大きな赤字に沈んだ会社が、防衛と航空エンジンを追い風に息を吹き返している。IHI<7013>の前通期の本決算は営業増益で着地し、当期利益は4割を超えて伸びた。株価は2026年に入って急騰と調整をこなしてきた。2027年3月期1Q決算の発表を前に、前通期からの回復の中身をたどっていこう。
※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
IHIの株価は、2025年10月末の3,215円からいったん下押ししたのち、2026年2月末には4,303円と高い水準まで駆け上がった。防…
出所:各種資料をもとに筆者作成1/1

オリックスなどの国内金融機関出身。日本株アナリストおよび財務アドバイザーとして決算分析や資金調達を主導。「日経CNBC」出演などメディアを通じた相場解説の実績も豊富。企業財務に精通し、現在はモニクルリサーチで金融ニュースの深掘り記事を発信。