イオン<8267>は2027年2月期1Qで営業収益・営業利益が1Qとして過去最高を更新したが、株価は2025年秋の高値から半値近くまで下落。業績と株価のズレを利益ドライバーから読み解く。
この記事はここがポイント
- イオン、直近1Q・前期で過去最高益。株価は半値下落、業績との乖離が顕著。
- 利益はディベロッパー、ヘルス&ウエルネス、アセアンが牽引。本業と異なる複合収益構造。
- 過去最高益もROE6.4%と低。巨大複合資産の効率性不足が株価の重し。
小売業で、決算が好調となる一方で株価は下落トレンドを脱せない。そんな食い違いが起きている。イオン<8267>の直近1Qは営業収益・営業利益ともに1Qとして過去最高を更新した。だが株価は2025年秋の高値から半分近い水準まで下げている。会社が語る好調の中身と、株価の弱さの間にあるずれを整理していこう。
※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
イオンの株価は、2025年9月末の1,795円から急伸し、2025年11月末には2,828円と高い水準をつけた。しかしその後はほぼ…
出所:各種資料をもとに筆者作成1/1

オリックスなどの国内金融機関出身。日本株アナリストおよび財務アドバイザーとして決算分析や資金調達を主導。「日経CNBC」出演などメディアを通じた相場解説の実績も豊富。企業財務に精通し、現在はモニクルリサーチで金融ニュースの深掘り記事を発信。