金利のある世界へ移行し、債券投資の存在感が増しています。あなたは、今すぐ高利回りを確定させますか?100万円を運用した際の試算をもとに、年3.027%の共同債(地方債)と変動金利の個人向け国債の特性を…
この記事はここがポイント
- 利息の差: 100万円を10年運用した場合の手取り利息は、地方債(年3.027%)が約24.1万円、国債(初年1.80%想定)が約14.3万円で、差額は9万7,800円
- 共同債の強み: 複数自治体が連帯債務を負う安全性の高い仕組みで、年3%超の高利回りを10年間確実に固定できる
- 個人向け国債の強み: 今後の追加利上げに応じて受け取る利息が増える柔軟性と、1年経過後は元本割れせずに解約できる安心感がある
日本経済が「金利のある世界」へと本格的に移行するなか、資産運用のポートフォリオにおいて債券の存在感が日増しに高まっています。
株式市場が神経質な展開を見せる局面では、以下のような理由から債券への関心が強まります。
なかでも個人の関心を集めているのが、2026年7月募集において、一部の銘柄では利率が3%の大台に乗った地方債と、金利上昇局面の定番商品である個人向け国債(変動10年)の比較です。
「高利回りを今すぐ確定させるか」それとも「今後のさらなる利上げに期待するか」——。
100万円を運用した際の具体的…
国債と地方債の比較一覧
出所:各資料より筆者作成1/1

フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。