長期金利が約30年ぶりの高水準を記録するなか、大東建託が初の個人向け社債(3年物・仮条件1.75~2.35%)の発行準備を公表。注目の集まる債券投資の基本から、注意すべきリスクまで専門家が解説します。
7月6日に長期金利(新発10年物国債利回り)が一時2.830%にまで上昇し、約30年ぶりの高い水準を記録しました。
市場では、高市政権が掲げる積極財政方針に伴う財政悪化リスクを意識した債券売りが続いており、金利の上昇圧力が強く、今後もさらなる金利の先高感が意識されています。
このように金利環境が大きく変化するなか、賃貸住宅大手の大東建託が、同社としては初となる「個人向け社債」の発行に向けた準備を進めていることが公表され、注目が集まっています。
今回は、なぜ今このような動きが出ているのかという背景から、…
大東建託3年債の発行要項案
出所:各種資料より筆者作成1/1

フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。