100万円、「定期預金」にするか「社債」にするかでどれくらい差が出る?債券投資の“素朴な疑問”にお答えします
Zolak/Shutterstock.com
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100万円、「定期預金」にするか「社債」にするかでどれくらい差が出る?債券投資の“素朴な疑問”にお答えします

7月新発社債と5年定期預金の「満期時シミュレーション」で手取り差額を計算してみた

執筆者高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者
19:00
100万円、「定期預金」にするか「社債」にするかでどれくらい差が出る?債券投資の“素朴な疑問”にお答えします
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この記事はここがポイント

  • 定期預金100万円・社債(A+B)100万円を5年間保有すると、税引後の受取利息の差は74,455円
  • 定期預金は中途解約しても元本割れしないが、社債は途中売却だと市場価格次第で元本割れの可能性がある
  • 社債の利率の高さは、定期預金にはない信用リスク・流動性リスクの裏返しでもある

2026年7月は、積極財政路線への懸念から長期金利には上昇圧力がかかり、新発10年物国債利回りは一時2.9%と約30年ぶりの水準まで上昇する場面もでてきました。

こうしたなか、銀行の定期預金金利もじわりと上昇しており、「低金利時代に眠らせていた預金を、そろそろ動かしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、2026年7月に条件決定した実際の社債と、同時期の大手銀行の定期預金金利を参考に、それぞれ満期まで保有した場合に手取りでいくら受け取れるのかをシミュレーションしてみました(社債の募集はすでに終了しています)。

メガバンクスーパー定期 VS シングルA格以上の社債2銘柄

比較するのは以下のラインナップです。

  • 定期預金(三菱UFJ銀行 スーパー定期・5年・単利型):利率0.70%、預入額100万円
  • A社債(A+(R&I)/AA-(JCR)):利率2.448%、購入額50万円
  • B社債(A-(R&I)):利率2.689%、購入額50万円

より利率の高いB社債に100万円すべてを投資するのも一つの手段ですが、よりリスクを分散させるためには幅広い銘柄に少しずつ投資するのがセオリーです。

また、今の債券マーケットでは金利の変動が激しく、A社債を買ったすぐ後に、もっと高い利率のB社債が出た、などというケースも多いです。

一度に大きな金額を購入するよりも分散をおすすめするのはこうした理由もあります。

「利率が高い社債の方がお得」と単純には言い切れないのが債券投資の悩ましくも面白いところです。

税引き後の受取額と、利率差の裏側にあるリスクの違いを、順番に見ていきましょう。

定期預金VS社債投資

定期預金VS社債投資
出所:各資料より筆者作成1/1
定期預金VS社債投資

※定期預金は単利型スーパー定期を前提としており、実際に適用される利率は預入時期や金融機関によって変動します。最新の店頭表示金利は各金融機関の公式サイトでご確認ください。

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高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者

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