この記事はここがポイント
- 7月募集の国債は、固定5年が年1.95%、変動10年が年1.80%と高金利水準。
- 金利上昇期待なら変動10年、現在の高金利確保なら固定5年が賢い選択。
7月募集の個人向け国債の金利はいずれも1%を超える魅力的な水準となっています。
金利のある世界へシフトし始めたいま、悩ましいのが「変動10年か固定5年か」ではないでしょうか。
筆者が銀行員だった頃、定期預金の金利優遇キャンペーンに来られたお客様の多くが
「変動10年にすべき? それとも固定5年で今の高い金利を確保しておくべき?」
「魅力的な定期預金の金利優遇キャンペーンもあるけれど、今申し込んじゃっていいの? それとも、今回は見送って次のキャンペーンでもっと金利が上がるのを待つべき?」
と頭を悩ませていたのを今でも鮮明に覚えています。
このように、金利が動く局面だからこそ「どれが正解かわからない」「下手に動いて損をしたくない」と迷ってしまうものです。
そこで今回は、2026年7月3日に財務省から発表された最新の個人向け国債の発行条件を確認するとともに、「変動か固定か」の賢い選び方についても解説します。
個人向け国債とは?はじめての資産運用に向いている6つのポイント
個人向け国債ははじめての資産運用に適した商品です。
その理由は、以下の6つのポイントにあります。
個人向け国債とは
- 満期まで保有すれば、国が元本を保証:投資した金額(元本)がそのまま戻ってくる
- 国が発行だから安全性が高い:日本国政府が責任を持って元本と利子を支払う
- 1万円から購入可能:まとまった資金がなくても、1万円単位で始められる
- 年0.05%の最低金利保証:万が一、世の中の金利が大きく下がっても最低限の利子は保証されている
- 年12回(毎月)発行:自分の買いたいタイミングでいつでも購入できる
- 中途換金も1万円から:発行から1年経過すれば、1万円単位で換金できる
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三菱UFJ銀行・三井住友信託銀行で15年以上のキャリアを築き、自身も20年以上の投資経験を持つ。現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『LIMO』でお金に関する記事を企画・執筆・監修中。
PROFILE
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。社内表彰歴多数。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。現在は、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、および専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて、企画・執筆・編集・監修を幅広く担当している。
金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、NISAや投資信託をはじめとするファイナンス領域を主軸に、その土台となる年金制度や社会保障、住宅ローン、相続まで横断的に分かりやすく解説。
