プレイングマネージャーは約9割、管理職が罰ゲームは本当か?マネジメントにさける時間、最多は「業務のうち4~6割」
収入が高い一方で、中間管理職の負担の重さもたびたび指摘されます。その実態を、PRTIMES「管理職は本当に罰ゲーム? ~約9割が現場の実務も担う「プレイングマネジャー」 多忙な中間管理職の実態を読み解く~」より、一般社団法人日本経営協会の「第8回 日本のミドルマネジャー意識調査」からみてみましょう。本調査は、部下を持つ課長級・次長級・部長級のミドルマネジャー539名を対象に、2025年10月29日から11月5日にかけてWebで実施されたものです。
マネジメントにさける時間を民間企業等と行政・自治体でみる
調査によるとプレイヤーとして自分の実務も兼ねている人は86.8%にのぼりました。およそ9割が、管理職でありながら現場の仕事も抱える「プレイングマネージャー」だということです。
民間企業等と行政・自治体でわけると、民間企業等で全てマネジメントに時間がさけている割合は12.9%、行政・自治体では15.6%でした。
マネージャーに割けている時間割合をみると、多い順に民間企業等では「4~6割」が36.3%、「7~9割」が26.1%、「0~3割」が24.6%。
行政・自治体の場合は「7~9割」が35.0%、「4~6割」が33.3%、「0~3割」が16.7%となっています。
また、最大の悩みは「部署の人材不足」で、50.3%と半数にのぼりました。
「仕事に充実感ある」は7割超
ただし、大変さばかりではありません。同じ調査では、仕事に充実感が「十分ある」「それなりにある」と答えた人があわせて70.5%を占めています。
「管理職は罰ゲーム」という言葉をみている機会がある中では、意外かもしれません。はじめにも確認した通り、マネジメントにもスペシャリストにも適性や希望があります。チームをまとめて成果を出すことに適性や希望がある人にとっては、大変な中でも楽しみや喜びがあるものでしょう。
自分の適性や希望と向き合い、キャリアプランを立てよう
今回はキャリアを考える一つとして年収を挙げましたが、キャリアそのものを収入だけで測る必要はありません。管理職に向く人もいれば、専門職として力を発揮する人もいます。
役職に就くかどうかは、収入・時間・やりがいのバランスを、ご自身の価値観に照らして考えていきたいところです。数字はあくまで判断材料の一つ。自分に合った働き方とお金の付き合い方を、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
参考資料
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野村證券株式会社出身。FP2級・証券外務員一種を保有。国内外株式、投資信託、債券、保険商品まで幅広い資産運用に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集長として記事も執筆。

人生の多くを占める「仕事の時間」。キャリアを考える際には役職だけでなく職種や業種、会社ごとなども研究が必要です。
仕事選びでは色々な条件が気になるものですが、30代、40代、50代…と仕事を続けていく中で、マネジメントとスペシャリスト、自分はどちらで力を発揮したいのか、どちらなら力を発揮できそうか、これを機にじっくり考えてみてください。
またワークライフバランスとはいいますが、ワークにはライフも関係してきますよね。
たった一度の人生だからこそ、どのようなワークとライフのバランスをとっていくのかもじっくり考えてみてください。