この記事はここがポイント
- 老後資金2000万円目標の新NISA、30歳開始なら月約2.7万円、50歳開始なら月9万円の積立額。
- 新NISAは運用益が非課税、2024年から生涯で1800万円まで非課税保有できる制度。
- 老後資金の準備は公的年金や退職金がベースであり、新NISAは不足分を補う活用法。
将来に向けた資産形成への関心が高まるなか、多くの方が「いつから、どのように始めればよいのか」と考えているのではないでしょうか。
特に、2024年からスタートした新NISAは、これから資産づくりを考えるうえで重要な選択肢の一つ。
若い世代の間でも、資産形成に対する意識は高まっています。
現在行っている資産形成・運用
合同会社WOZが2026年6月に実施した調査によると、資産形成を行っているZ世代(20~30歳)の会社員のうち、61.0%が「NISA」を活用中と回答。
非課税制度を利用した資産形成が若年層にも広く浸透していることがうかがえます。
また、こうした資産形成への関心は全世代に共通しています。
オリコン株式会社が2026年7月に発表した18~74歳を対象としたNISAの利用実態データによると、NISAで投資を始めたきっかけとして「手元にある資金を有効に運用するため」に次いで、「老後の資金を蓄えるため」が証券会社・銀行ともに5割台に上りました。
手元資金の有効活用や将来への備えが、投資を始める大きな動機となっていることがわかります。
このように、将来を見据えて幅広い世代から利用されているNISAですが、若いうちから早く始めることには具体的にどのような利点があるのでしょうか。
老後資金の準備を例に、具体的なシミュレーションを交えながら「時間」がもたらす効果と新NISAの活用法を解説します。
※なお、投資には元本割れのリスクも伴うため、必ずご自身の余裕資金の範囲内で、無理なく取り組むことが大切です。
若いうちから始めるメリット(複利効果)を確認しつつ、今回は特に「今からでは遅いのでは…」と不安を感じやすい50歳代からスタートするケースにフォーカスしてみましょう。
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早大卒。証券外務員二種・相続診断士。15年の書籍校閲で培ったファクトチェック力を武器に、一次資料に基づく「お金と暮らし」の分析記事を担当する編集記者。認知症介護経験をいかし、読者目線に立った情報発信も。
PROFILE
【保有資格】 二種外務員資格(証券外務員二種)、相続診断士、認知症介助士、終活ガイド1級
【経歴】 早稲田大学第一文学部卒業。
二種外務員資格(証券外務員二種)を保有し、15年以上にわたる書籍校閲で培った「ファクトチェック力」を武器に、現在は株式会社モニクルリサーチLIMO編集部に所属、くらしとお金の経済メディア『LIMO』にてパーソナルファイナンス系記事の編集・執筆を担当。
厚生年金保険・国民年金、貯蓄、家計管理など暮らしに不可欠なテーマについて、厚生労働省・日本年金機構・総務省などの一次データをもとに読み解く分析記事を得意とする。
プライベートでは認知症の家族介護に直面し、ビジネスケアラーとして仕事と家庭の両立に葛藤した経験を持つ。大手人材派遣会社の採用管理部門での就業経験もあり、仕事と実生活を通じて「就業と将来設計の密接な関係」を痛感している。
長年の紙媒体で培った編集力に、一人の生活者としてのリアルな実体験を掛け合わせ、読者目線に立った信頼性の高い情報を発信。執筆記事はYahoo!ニュース「経済ランキング」で多数の1位を獲得している。
