2026年度の年金額は前年度比「国民年金1.9%・厚生年金2.0%」増額改定
2026年度の年金額の例
2026年度の年金額は前年度比、国民年金(基礎年金)1.9%、厚生年金(報酬比例部分)2.0%の引き上げとなりました。
改定後の年金額は、6月の支給分からすでに反映されています。
なお、次回の年金支給日は8月14日(金)です。6月分と7月分の年金が支給されます。
2026年度の国民年金と厚生年金の年金額例
- 国民年金(老齢基礎年金(満額):1人分):7万608円(+1300円)
- 厚生年金(夫婦2人分):23万7279円(+4495円)
※昭和31年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金の満額は月額7万408円(対前年度比+1300円) ※厚生年金は「男性の平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)45万5000円)」で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準
厚生労働省は、現役時代の年金加入状況や年収ごとの年金額例として「多様なライフコースに応じた年金額の概算」を公表しています。
「2026年度に65歳になる人」の年金額の概算を、公的年金加入履歴の類型・男女別に「5パターン」みていきましょう。
多様なライフコースに応じた年金額の概算
パターン①:男性・厚生年金期間中心の人
年金月額:17万6793円
- 平均厚生年金期間:39.8年
- 平均収入:50万9000円※賞与含む月額換算。以下同じ。
- 基礎年金:6万9951円
- 厚生年金:10万6842円
パターン②:男性・国民年金(第1号被保険者)期間中心の人
年金月額:6万3513円
- 平均厚生年金期間:7.6年
- 平均収入:36万4000円
- 基礎年金:4万8896円
- 厚生年金:1万4617円
パターン③:女性・厚生年金期間中心の人
年金月額:13万4640円
- 平均厚生年金期間:33.4年
- 平均収入:35万6000円
- 基礎年金:7万1881円
- 厚生年金:6万2759円
パターン④:女性・国民年金(第1号被保険者)期間中心の人
年金月額:6万1771円
- 平均厚生年金期間:6.5年
- 平均収入:25万1000円
- 基礎年金:5万3119円
- 厚生年金:8652円
パターン⑤:女性・国民年金(第3号被保険者)期間中心の人
年金月額:7万8249円
- 平均厚生年金期間:6.7年
- 平均収入:26万3000円
- 基礎年金:6万9016円
- 厚生年金:9234円
上記はあくまでも年金額の例となっていますが、厚生年金の加入期間が長く、収入が高い人ほど、老後に受け取る年金額が多くなる傾向にあります。
また、国民年金と厚生年金のどちらを中心に加入していたのかが、年金水準に大きな影響を与えるため、ご自身の加入状況を把握しておくことも大切です。
では、実際の額面での「平均年金月額」はいくらなのでしょうか。
厚生年金・国民年金「平均月額の額面」はいくら?
厚生年金+国民年金《平均月額の男女差・個人差》
厚生年金と国民年金を合わせた平均年金月額は、全体では15万289円でした。男女別は下記のとおりです。
- 〈男性〉平均年金月額:16万9967円
- 〈女性〉平均年金月額:11万1413円
国民年金《平均月額の男女差・個人差》
国民年金の平均年金月額は、全体では5万9310円でした。男女別は下記のとおりです。
- 〈男性〉平均年金月額:6万1595円
- 〈女性〉平均年金月額:5万7582円
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ファイナンシャルアドバイザー。一種外務員資格及びFP2級を保有。みずほ証券会社出身。証券会社では、個人向けコンサルティング営業に加え、地方公共団体や学校法人等への債券を活用した法人向け資産運用業務を経験。現在はIFAとして個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。
PROFILE
ファイナンシャルアドバイザー。一種外務員資格(証券外務員一種)及び2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。同志社大学法学部を卒業後、みずほ証券会社に入社。証券会社にて個人向けコンサルティング営業を経験後、法人担当として地方職員共済組合や、地方公共団体、宗教法人、学校法人等の債券等、資産運用業務を経験。現在はIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)として個人向け資産運用コンサルティング業務に従事。また、くらしとお金の経済メディア「LIMO」でも執筆。兵庫県出身。(2026年7月11日更新)
