厚生年金「月25万円以上」の受給者、割合にして2.27%「およそ44人に1人」ファイナンシャルプランナー(FP)が解説する「年金の2階建て構造」
akiyoko/shutterstock.com
執筆者村岸 理美LIMO&ファイナンス編集部記者
08:30
厚生年金「月25万円以上」の受給者、割合にして2.27%「およそ44人に1人」ファイナンシャルプランナー(FP)が解説する「年金の2階建て構造」
akiyoko/shutterstock.com

7月に入り、企業では上半期の締めや人事評価の面談時期を迎えている方も多いのではないでしょうか。私がファイナンシャルプランナーとしてお客様のライフプラン相談に乗る中でも、「今の収入が老後の年金にどう繋がるのか?」というご質問をよくお受けします。

現役時代の頑張りが給与や賞与に反映されることは、将来の「老後の年金額」を増やす大切な積み重ねでもあります。では、いわゆる“高年金組”となる「厚生年金でひと月25万円以上」もらえる人は、実際にどれくらいいるのでしょうか。今回は、厚生労働省の最新データをもとに、厚生年金を月25万円以上受け取っている人の割合について解説します。

年金の基本、国民年金と厚生年金は「2階建て構造」

公的年金は、基礎部分となる「国民年金」と、上乗せ部分にあたる「厚生年金」から成り立つ2階建て構造です。

出所:日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」等を参考にLIMO&ファイナンス編集部作成1/3
厚生年金と国民年金の仕組み

国民年金は原則として、国内在住の20歳以上60歳未満の全ての人が加入対象で、年金のベースとなります。国民年金保険料(※1)は全員一律です。

厚生年金は企業や官公庁などで働く人たちが、国民年金に上乗せして加入する年金で、毎月の給与や賞与に応じた年金保険料(※2)を納めます。

厚生年金は「年金加入月数」と「納めた保険料」で受給額が決まります。長期間高い給与で働き続けた人ほど、老後の年金額も高くなる仕組みです。

※1 国民年金保険料:2026年度は月額1万7920円
※2 保険料額は標準報酬月額(上限65万円)、標準賞与額(上限150万円)に保険料率をかけて計算される

Google で優先するソースとして追加
村岸 理美LIMO&ファイナンス編集部記者株式会社モニクルリサーチ

関連タグ