【一覧まとめ】年金から天引きされるお金
- 税金:所得税+復興特別所得税・個人住民税
- 社会保険料:国民健康保険料(または後期高齢者医療保険料)・介護保険料
天引きされる金額のイメージ(目安)
引かれる金額は、お住まいの自治体や前年の所得によっても異なりますが、おおむね 「額面の10〜20%程度」 がひとつの目安となります。
- 年金が月額15万円の場合 : 月1.5万〜3万円ほど引かれ、手取りは12万〜13.5万円程度に
- 年金が月額25万円の場合 : 月2.5万〜5万円ほど引かれ、手取りは20万〜22.5万円程度に
税金や社会保険料は、年金額(所得)が多くなるほど引かれる金額の割合も大きくなる構造であることを、ぜひ心に留めておいてください。
まとめにかえて
ここまで、年金から天引きされる4つの税金・保険料の仕組みをはじめ、シニア世帯のリアルな家計収支、そして介護や終活にかかる費用までを幅広く見てきました。
老後の家計プランを立てる上での鉄則は、表面的な「額面」ではなく「手取りベース」の年金額を正確に把握することです。
その上で、毎月発生しうる数万円の生活費の不足分と、ご自身の貯蓄額(シニア世帯の貯蓄中央値1178万円などをひとつの目安に)、そして将来訪れるかもしれない介護の「想定外の出費」や終活の「見えにくい支出」を一度じっくり照らし合わせてみましょう。
参考資料
関連タグ
早大卒。証券外務員二種・相続診断士。15年の書籍校閲で培ったファクトチェック力を武器に、一次資料に基づく「お金と暮らし」の分析記事を担当する編集記者。認知症介護経験をいかし、読者目線に立った情報発信も。
PROFILE
【保有資格】 二種外務員資格(証券外務員二種)、相続診断士、認知症介助士、終活ガイド1級
【経歴】 早稲田大学第一文学部卒業。
二種外務員資格(証券外務員二種)を保有し、15年以上にわたる書籍校閲で培った「ファクトチェック力」を武器に、現在は株式会社モニクルリサーチLIMO編集部に所属、くらしとお金の経済メディア『LIMO』にてパーソナルファイナンス系記事の編集・執筆を担当。
厚生年金保険・国民年金、貯蓄、家計管理など暮らしに不可欠なテーマについて、厚生労働省・日本年金機構・総務省などの一次データをもとに読み解く分析記事を得意とする。
プライベートでは認知症の家族介護に直面し、ビジネスケアラーとして仕事と家庭の両立に葛藤した経験を持つ。大手人材派遣会社の採用管理部門での就業経験もあり、仕事と実生活を通じて「就業と将来設計の密接な関係」を痛感している。
長年の紙媒体で培った編集力に、一人の生活者としてのリアルな実体験を掛け合わせ、読者目線に立った信頼性の高い情報を発信。執筆記事はYahoo!ニュース「経済ランキング」で多数の1位を獲得している。
