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老齢年金「ひと月15万円」実際の手取りは?天引きされる「税金・保険料」4種類

年金の「額面」を信じるべからず。手取り額の目安と、シニア家計を揺るがす“老後の隠れ出費”のリアル

執筆者熊谷 良子編集記者
18:06

【年金の手取り額だけで暮らせる?】データが示すシニア家計のリアル

額面と手取りの違いを把握したところで、実際に現在のシニア世代がどのような家計運営を行っているのか、最新の統計データから等身大の姿を紐解いてみましょう。

無職シニア世帯は毎月「約3万〜4万円」の赤字

総務省が公表した「家計調査報告 家計収支編(2025年)」によると、シニア世帯のリアルな収支バランスは以下のようになっています。

【家計収支】65歳以上の夫婦のみの無職世帯

65歳以上の夫婦のみの無職世帯

65歳以上の夫婦のみの無職世帯
出所:総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」

65歳以上の夫婦のみの無職世帯のモデルケースを見ると、月間の実収入は平均25万4395円(うち社会保障給付が22万8614円)。

これに対し、税金や保険料などを差し引いた可処分所得(手取り)は約22万1544円です。一方で、食費や光熱費などの消費支出は約26万3979円にのぼり、毎月約4万2434円の赤字が生じています。

【家計収支】65歳以上の単身無職世帯

65歳以上の単身無職世帯

65歳以上の単身無職世帯
出所:総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」

65歳以上の単身無職世帯のモデルケースを見ると、月間の実収入は平均13万1456円で、税金や保険料を引いた手取りは約11万8465円です。

対して消費支出は14万8445円となり、こちらも毎月約2万9980円の赤字です。

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