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【花王(4452)】1株→2株の株式分割でどう動いた?5月の「3,000円割れ」から急回復、36期連続増配の配当予想もおさらい

分割後は一進一退の底堅い展開。最低投資金額が下がり、新NISAでも注目される優良配当株の最新株価動向とチャートをチェック

執筆者高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者
07:00

【花王(4452)】の年間チャート

ここ1年の株価の値動きもチャートでみてみましょう(株価は訴求して分割後の水準に修正しています)。

【2025年夏】堅調な滑り出しと「最高値」の記録

1年前の2025年7月時点では、調整後株価で3,200円〜3,300円台(分割前換算で6,500円前後)で推移していました。

そこから夏場にかけて徐々に上値を追い、2025年9月4日には、この1年間で最高値となる3,477.0円(分割前換算:6,954円)を記録しています。

【2025年秋〜2026年春】長期的な軟調トレンドと「最安値」

最高値を付けた後は、上値の重い展開が続きました。

もともと進んでいた円安基調に「中東情勢の緊迫化による原油高」が加わり、原材料費高騰による収益悪化が懸念されたことが一因とみられます。

さらに当時の東京市場は、AIブームや米国株の高値を背景に、投資資金が「半導体関連株」へ一極集中する状態でした。

花王のような伝統的なディフェンシブ株からは資金が抜けやすく、需給面でも不利な状況が続いていたのです。

2026年5月12日は年初来安値となる2,904.5円(分割前換算:5,809円)まで下落。

2026年12月期第1四半期決算の発表日だったため、大引け後の発表を控えて、決算内容への警戒感から先回りした売りが出やすかったものとみられます。

【2026年夏(直近)】株式分割に向けた急回復

5月に底を打ってからはムードが一変します。

7月1日の株式分割(1株→2株)の実施が近づくにつれ、最低投資金額が下がることへの期待感や、株価の割安感から買い戻しの動きが急ピッチで進みました。

一気に3,300円台まで窓を開けて上昇し、現在の3,280円前後の落ち着いた水準へと推移しています。

花王の株価推移(1年間)

花王の株価推移(1年間)
出所:各資料より筆者作成1/2
高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者

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