この記事はここがポイント
- 2026年10月21日の日経平均株価は前日比545円82銭高の6万4,621円24銭と3営業日ぶりの反発
- 国内の半導体・AI関連7銘柄はそろって上昇し、JX金属が前日比4.13%高で3,000円台を回復
- 前日20日の米国市場ではSOX指数が反落し、主要な米半導体関連株8銘柄中7銘柄が下落の展開
21日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発。
前日20日(現地時間)の米国市場では、ダウ工業株30種平均が反発した一方、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は反落した。
日経平均は高く始まり、9時29分には高値の6万5,404円63銭をつけ、上げ幅は一時1,329円21銭に達した。
その後は上げ幅を縮めたが、終日プラス圏で推移し、大引けは前日比545円82銭高の6万4,621円24銭だった。
東証株価指数(TOPIX)は34.52ポイント高の4,043.73(+0.86%)と反発した。
個別では、ピックアップした半導体・AI関連7銘柄がそろって上昇した。
JX金属<5016>は+4.13%の3,051円と、7銘柄の中で最も値を伸ばした。前日まで6日続けて下げていたが、7営業日ぶりに上昇に転じ、終値で3,000円台を回復した。フジクラ<5803>も+3.70%と、4日続落から切り返した。
SUMCO<3436>(+3.51%)、ディスコ<6146>(+1.79%)、アドバンテスト<6857>(+1.68%)、レーザーテック<6920>(+1.48%)の4銘柄は、いずれも3営業日ぶりに反発。キオクシアホールディングス<285A>も+2.82%と、前日の下落から持ち直した。
21日の半導体・AI関連株7銘柄(株価データ)
株式市場で注目の高い「半導体・AI関連株7銘柄」について、21日の株価データ(終値、前日比、騰落率、高値、安値)を速報する。
キオクシアホールディングス<285A>
- 終値:13,510円
- 前日比:+370円(+2.82%)
- 高値:14,145円/安値:13,190円
キオクシアHDのここ1カ月のチャート
アドバンテスト<6857>
- 終値:34,440円
- 前日比:+570円(+1.68%)
- 高値:35,780円/安値:33,930円
アドバンテストのここ1カ月のチャート
SUMCO<3436>
- 終値:2,579.5円
- 前日比:+87.5円(+3.51%)
- 高値:2,644円/安値:2,542.5円
SUMCOのここ1カ月のチャート
JX金属<5016>
- 終値:3,051円
- 前日比:+121円(+4.13%)
- 高値:3,127円/安値:3,023円
JX金属のここ1カ月のチャート
フジクラ<5803>
- 終値:4,347円
- 前日比:+155円(+3.70%)
- 高値:4,438円/安値:4,291円
フジクラのここ1カ月のチャート
レーザーテック<6920>
- 終値:39,770円
- 前日比:+580円(+1.48%)
- 高値:41,070円/安値:39,410円
レーザーテックのここ1カ月のチャート
ディスコ<6146>
- 終値:53,570円
- 前日比:+940円(+1.79%)
- 高値:54,920円/安値:53,120円
ディスコのここ1カ月のチャート
7銘柄はそろって上昇となった。
20日の米国半導体関連株の動き
20日(現地時間)の米国市場では、主要3指数の方向がまちまちとなった。
ダウ工業株30種平均は529.85ドル高の5万2,495.88ドル(+1.02%)と、3営業日ぶりに反発した。
S&P500種株価指数は21.84ポイント高の7,712.57(+0.28%)と続伸した。一方、ナスダック総合指数は6.07ポイント安の2万6,424.82(▲0.02%)と、小幅に反落した。
米長期金利(10年物国債利回り)は、20日の終値ベースで5.12%と、前日から0.02ポイント低下した。
半導体関連株の比重が大きいフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は32.53ポイント安の1万1,283.81(▲0.29%)と反落した。取引時間中には1万1,043.24まで下げたが、その後は下げ幅を縮めた。
半導体・AI関連の個別銘柄は、下落が優勢となった。
ARMホールディングス<ARM>は6.99ドル安の221.06ドル(▲3.07%)と、ピックアップした8銘柄の中で最も大きく下落した。時価総額最大手のエヌビディア<NVDA>は0.62ドル安の216.47ドル(▲0.29%)、AMD<AMD>は3.31ドル安の534.74ドル(▲0.62%)と、そろって反落した。
メモリー関連もそろって反落した。SKハイニックス<SKHY>は3.08ドル安の139.79ドル(▲2.16%)、マイクロン・テクノロジー<MU>は8.83ドル安の896.07ドル(▲0.98%)、サンディスク<SNDK>は5.74ドル安の1,365.38ドル(▲0.42%)だった。マイクロンは終値で再び900ドルを下回った。
半導体製造・製造装置関連では、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング<TSM>が4.86ドル高の425.08ドル(+1.16%)と続伸し、8銘柄のうち唯一上昇した。一方、ASMLホールディング<ASML>は16.28ドル安の1,630.84ドル(▲0.99%)と反落した。
米国の主な半導体関連株の騰落一覧(20日、現地時間終値)
20日(現地時間)の主な米半導体関連株8銘柄の終値・騰落率を一覧にまとめると、以下の通りとなる。
- エヌビディア(NVDA):216.47ドル(▲0.29%)
- AMD(AMD):534.74ドル(▲0.62%)
- ARMホールディングス(ARM):221.06ドル(▲3.07%)
- マイクロン・テクノロジー(MU):896.07ドル(▲0.98%)
- サンディスク(SNDK):1,365.38ドル(▲0.42%)
- SKハイニックス(SKHY):139.79ドル(▲2.16%)
- 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM):425.08ドル(+1.16%)
- ASMLホールディング(ASML):1,630.84ドル(▲0.99%)
記者コメント
21日の東京市場で、日経平均は545円高と3営業日ぶりに反発した。
朝方に上げ幅は一時1,300円を超え、その後は縮めたものの、終日プラス圏で推移した。TOPIXも+0.86%と反発した。業種別では33業種中24業種が上昇し、前日に下落率上位だった非鉄金属(+2.62%)や銀行業(+2.33%)が、21日は上昇率の1位と2位となった。
半導体・AI関連7銘柄はそろって上昇した。JX金属は7営業日ぶりに反発して終値で3,000円台を回復し、フジクラも5営業日ぶりに反発した。
前日20日(現地時間)の米国市場では、SOX指数が反落し、ピックアップした8銘柄のうち7銘柄が下落していた。
免責事項
- 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。
- 本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。
- 投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
- 株主優待の内容や条件などは変更される可能性があるため、必ず公式サイトでご確認ください。
フィスコなどの金融専門誌出身。10年以上にわたり日経QUICKやブルームバーグ等で機関投資家向けの債券市場記事を執筆。企業調査レポートや決算などIR情報の発信に精通し、現在は経済メディア『LIMO』編集部で記事を執筆。
