監修者泉田良輔LIMO&ファイナンス編集部 編集長
22:22

「骨太方針」原案に日本銀行法第3条への言及がなかったことから、長期金利が一時2.900%に急騰しました。市場が政府による日銀の独立性軽視を懸念し国債を売却した、その背景と一連の出来事を元機関投資家の泉…

この記事はここがポイント

  • 骨太方針の原案で日本銀行法「第4条」だけが名指しされ、独立性を示す「第3条」への言及がなかったことが発端となった
  • 市場は「日銀の独立性が軽視され、インフレが加速するのでは」と警戒し、国債を売却した
  • 債券が売られると金利が上がるメカニズムにより、長期金利は一時2.900%まで急騰した
  • 最終的に政府は市場の反応を受け、閣議決定版の脚注に第3条を追記して決着を図った

政府が発表した文書に書き加えられた「第4条」というたった一語が、日本の金融市場を大きく揺るがしました。2026年の「骨太方針」原案が公表されると、長期金利は急上昇し、その後政府が慌てて火消しに走るという事態に発展しました。「骨太ショック」とも呼ばれたこの出来事ですが、ニュースを見ても「なぜ文書の書きぶりが変わっただけで金利が上がるのか」「市場が政府を牽制するとはどういうことか」と、点と点が繋がらなかった方も多いのではないでしょうか。一体なぜ、このような連鎖が起きたのでしょうか。この理由について、…

2025年決定版と2026年原案における日銀への書きぶりの比較

2025年決定版と2026年原案における日銀への書きぶりの比較
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イズミダイズム
泉田良輔LIMO&ファイナンス編集部 編集長

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