執筆者泉田良輔LIMO&ファイナンス編集部 編集長
22:35

S&P500とオルカンは中身の62%が米国株で重複しているのが現実です。それでも両方買う投資家心理「ナイーブ分散」の実態、過去の成績差から意味のある使い分けを解説します。

この記事はここがポイント

  • S&P500とオルカンは中身の62%が米国株で重複し、値動きもほぼ同じ方向に動く現実。
  • 中身の重複を知らずに両方を買う行動は、決断回避や商品単位で考える「ナイーブ分散」の実態。
  • 過去30年の年平均リターンはS&P500が約10%、オルカンが約8%と差が生じたが、将来を保証するものではない点。

新NISAで個人投資家の二大人気となったS&P500と全世界株式(オルカン)。

「米国に賭けるか、世界に分散するか」という対比で語られがちですが、実はこの2本、中身の6割が重複し、値動きはほぼ連動します。それでも「両方買う」人が後を絶ちません。今回は、その理由と、本当に意味のある使い分けを整理します。

まず、多くの人が見落としている事実から確認を始めたいと思います。オルカンが連動する「MSCI ACWI」は47カ国・約3,000銘柄で構成される「全世界株」です。指数は時価総額加重のため米国が全体の約…

S&P500とMSCI ACWIの期間別パフォーマンス

S&P500とMSCI ACWIの期間別パフォーマンス
https://portfolioslab.com/tools/stock-comparison/ACWI/SPY1/1
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泉田良輔LIMO&ファイナンス編集部 編集長

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