債券ニュース

夏のボーナス、大手集計で初の100万円超え!株式相場が不安定な今、債券投資も視野に?10年物地方債はついに3%超も

個人向け国債は8月5日に条件決定、地方債は7月の愛知県債が3.067%に。1万円から始められる債券投資、8月のポイントを整理

執筆者高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者
22:30

地方債:7月の10年債で最も利率が高かったのは愛知県債

地方自治体が発行する地方債は、一部の銘柄でついに利回り3%を突破しました。

7月に登場した高格付け債一覧

7月に登場した高格付け債一覧
出所:各資料より筆者作成1/1
7月に登場した高格付け債一覧

最も利率が高かったのは愛知県債(発行額120億円、発行日7月24日、償還2036年7月24日)でした。

ただし、この利率差は自治体の信用力の差ではありません。

多くの自治体は国債金利に対して同じ上乗せ幅(対国債スプレッド+20.0bp前後)を乗せて発行する仕組みのため、条件決定のタイミングによって基準となる国債金利自体が変動したことが利率差として表れているに過ぎません。

このほか、37の地方公共団体が連帯債務を負う形で発行する「共同発行市場公募地方債(共同債)」の10年物は、7月7日に3.027%で条件決定しています。

8月分は条件決定予定日が8月6日(木)、発行予定日は8月25日(火)、発行予定額は890億円です。

地方債は国債に比べて利率が高めな一方、すべての銘柄が個人向けに販売されているわけではないため、購入前に取扱証券会社のラインナップを確認する必要があります。

ボーナス運用で気をつけたいポイント

生活防衛資金は残しておく:個人向け国債は発行から1年間、原則として中途換金できません。ボーナスの全額を投入せず、当面使う予定のない範囲にとどめましょう

地方債は流動性がやや低め:満期まで保有する前提で購入し、途中売却が必要になった場合は市場価格次第で元本割れする可能性がある点を理解しておきましょう

実際に購入する際は、財務省や地方債協会の公式発表、および取扱証券会社の最新の発行条件を必ず確認してください

参考

免責事項

  • 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。
  • 本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。
  • 投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
  • 株主優待の内容や条件などは変更される可能性があるため、必ず公式サイトでご確認ください。
Google で優先するソースとして追加

関連タグ

高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者