「いつの間にか富裕層」が増加中?資産1億円超え世帯の実態
リーマン・ショックや東日本大震災の後に一時的な減少は見られたものの、日本の富裕層・超富裕層は過去10年ほどで著しく増加し続けています。
富裕層の世帯数と資産総額は右肩上がりで推移
株式会社野村総合研究所の推計によれば、2013年に100万世帯を超えてからも増加は続き、2023年には過去最高となる165万3000世帯(純金融資産総額469兆円)に到達しました。近年の急激な増加は、歴史的な株価の上昇や円安の進行が主な背景にあると考えられています。
- 2005年:86万5000世帯 / 213兆円
- 2013年:100万7000世帯 / 241兆円
- 2023年:165万3000世帯 / 469兆円
資産を「育てる」意識を持つ、2つの新しい富裕層タイプ
近年では、地主や企業の創業者といった伝統的な資産家とは違う、新しいタイプの富裕層が生まれています。
「いつの間にか富裕層」
特別に年収が高いわけではなくても、40歳代から50歳代の会社員が長年の勤務と投資を両立させ、複利の効果を活かして資産を築いた層です。
「スーパーパワーファミリー」
パワーカップルをさらに超える、世帯年収3000万円以上の都市部に住む共働き世帯を指します。50歳代にかけて急速に資産を形成する点が特徴です。
これらの新しい富裕層に共通するのは、資産をただ「守る」だけでなく、積極的に「育てる」という考え方を持っていることです。
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日本生命出身で生命保険・損害保険の実務に長年従事。CFP®・FP1級を保有。現在はLIMO編集部にて官公庁の一次情報を基にした信頼性の高い記事を執筆・監修。J-FLEC認定アドバイザーとしても活動。
PROFILE
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
