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【仮条件2.200〜2.800%】クレディセゾンが個人向けの5年債を準備、条件決定は17日

レンジ下限でも前回債(2.043%)を上回る水準に。金利上昇局面で「満期保有」の個人投資家が有利な理由とは?

執筆者高原 祥子LIMO&ファイナンス編集部記者
15:30

具体的になにから始めたらいい?

債券に投資することを決めたら、まずは以下の3ステップで進めるのがおすすめです。

ステップ①:証券口座を開設する

債券は主に証券会社で購入します 。最近はネット証券でも、個人向けの社債や地方債のラインナップが非常に充実してきました。まずは口座を準備しましょう。

ステップ②:まずは「個人向け国債」で肩慣らし

最初からリスクを取る必要はありません。まずは1万円から購入できる「個人向け国債」を買ってみるのがおすすめです。

償還まで金利が一定の固定3年か5年の年限が短いものから始めるのがよいでしょう。

ステップ③:慣れてきたら「個人向けの社債や地方債」へ

国債の仕組みが分かったら、もう少し利回りの高い「地方債」や「個人向け社債」に目を向けてみましょう。

社債は、銀行や保険会社などの「機関投資家」向けに1億円単位で取引されるのが中心ですが、実は個人投資家向けに「10万円単位」などから手軽に購入できる銘柄もあります。

最近は少しずつ個人向けの発行も増えてきています。

どんな情報に注目するべき?

債券を選ぶ際、チラシや目論見書(説明書)のどこを見ればよいのか、重要なポイントを絞って解説します。

「格付け」で発行体の体力をチェックする

債券投資の最大の敵は、お金を貸した相手が倒産すること(デフォルト)です。

それを防ぐために、専門の機関が評価した「格付け」を必ず確認しましょう。

  • AA(ダブルA)やA(シングルA)などの記号で表され、BBB(トリプルB)以上であれば「投資適格(比較的安全)」とされています
  • 利回りがどんなに魅力的でも、格付けが低い場合は「それだけリスクが高い」という裏返しです

今回のクレディセゾン債は、予備格付として「A+」(R&I)および「AA-」(JCR)を取得する予定となっています。

日本の社債市場では、BBB格の社債発行はかなり限られます。

多くはA格やAA格であり、どうしても高いリスクは取りたくないという場合は、クレディセゾン債のような「A」や「AA」の安心感のある格付けを選ぶのがよいかもしれません。

世の中の「金利の先行き」と「自分の投資スタンス」

一般的に「金利上昇」というと、住宅ローンの負担増といったネガティブな影響や、せいぜい預貯金金利が少し上がる程度のことしか思い浮かばないかもしれません。

しかし、「債券投資」という観点に目を向けると、実は個人投資家にとって大きなメリットを享受できるチャンスでもあるのです。

今のように金利に先高感(これからもっと金利が上がるかも)がある局面では、市場のプロ(機関投資家)は債券の購入に慎重になります。

なぜなら、彼らは日々「時価評価」を気にしなければならず、金利が上がると手持ちの債券の価値が下がって(評価損を抱えて)しまうからです。

しかし、個人投資家の多くは「満期までじっくり持つ(満期保有)」予定で購入するケースが多いのではないでしょうか。

途中で売らないのであれば、日々の時価の変動や一時的な評価損は、実質的な損失にはなりません。

個人投資家にとっては「上昇した高い利回りを、満期まで享受しやすい」という、有利な局面もあるのです。

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