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厚生年金ひと月30万円超えるには「現役時代の給料はいくら必要?」ボーナス明細から考える老後のリアル

【編集記者のポイント解説】年収1250万円の高き壁。月30万円は難しくても「長く働く」が年金底上げの最強カードになる理由

執筆者熊谷 良子編集記者
06:06

【ポイント解説】給与水準だけでなく「加入期間」も鍵

厚生年金を厚くする方法は、現役時代の給与水準を上げること以外にも「加入期間を延ばす」という選択肢があります。

60歳以降も厚生年金に加入しながら働き続ければ、その分年金額を上乗せできます。

近年は65歳以降も継続雇用で働くケースが増え、加入月数を積み上げやすい環境になりつつあります。

給与を大きく引き上げるハードルが高い場合でも、長く働くことで年金の底上げが可能です。

まとめにかえて

ここまで見てきたように、厚生年金を月30万円受け取るには、40年加入で平均年収およそ1250万円という高水準が目安になります。

経済メディアの記者として日々さまざまなデータに触れていますが、実際に月30万円超の年金に届く人はごく限られているというのが、シビアな現実です。

ボーナスの明細から引かれている保険料を見つめながら、「このまま働き続けて、本当に将来安心なのだろうか」と感じるのも無理はありません。

とはいえ、年金の受給額は現役時代の給与水準だけでなく、働く期間を長くすることでも底上げできます。

ボーナスの支給をひとつのきっかけとして、まずは「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」でご自身の将来の見込額を確認してみてはいかがでしょうか。

その上で、公的年金という土台に加えて、預貯金やNISA、iDeCoといった自助努力を組み合わせ、ご自身に合った老後の備えを少しずつ形にしていきたいですね。

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