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70歳代おひとりさまの貯蓄「平均と中央値」はいくら?老後の「貯蓄の取り崩し方」や「お金の置き場所」を考えよう
宮野 茉莉子
忘れてはいけない老後資金の“死角”とは?認知症介護経験から見えた「口座凍結」リスクと、インフレに負けない資産防衛策
総務省統計局の「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」を基に、65歳以上の夫婦のみで暮らす無職世帯の標準的な家計収支を見てみましょう。
このモデル世帯では、年金を中心とした収入に対して、食費や交通・通信費、医療費などの消費支出に税負担がのしかかり、毎月約4.2万円の赤字が発生しています。
不足分は貯蓄から補うことになりますが、単純計算すると、1年間で約51万円、10年間で約509万円、20年間で約1018万円の取り崩しとなります。
先述した70歳代の貯蓄中央値(1178万円)と比較すると、20年弱で貯蓄の大部分を使い果たす計算です。
早大卒。証券外務員二種・相続診断士。15年の書籍校閲で培ったファクトチェック力を武器に、一次資料に基づく「お金と暮らし」の分析記事を担当する編集記者。認知症介護経験をいかし、読者目線に立った情報発信も。