パーソナルファイナンスニュース
70歳代おひとりさまの貯蓄「平均と中央値」はいくら?老後の「貯蓄の取り崩し方」や「お金の置き場所」を考えよう
宮野 茉莉子
忘れてはいけない老後資金の“死角”とは?認知症介護経験から見えた「口座凍結」リスクと、インフレに負けない資産防衛策
2026年6月19日に総務省が公表した最新の消費者物価指数(2026年5月分)によると、総合指数は前年同月比1.5%の上昇となり、依然として物価の上昇が続いています。
「人生100年時代」という言葉が広く浸透する一方で、物価高の影響も相まって、公的年金だけで老後の生活を維持できるのか、現在の貯蓄でどこまで対応できるのかといった不安を抱える人は少なくないでしょう。
実際のところ、70歳代の夫婦世帯の家計は一様ではなく、資産状況には大きなばらつきがあるのが実情です。
この記事では、親の介護を経験し老後の資金問題に直面した筆者が、公的なデータを基に70歳代・二人以上世帯の貯蓄額や家計収支の実態を詳しく解説し、あわせて公的年金の受給水準や、働き方に影響する最新の制度改正について見ていきます。
さらに、物価高時代において「現金のまま」貯蓄を持ち続けるリスクと、資産寿命を延ばすための防衛策についても掘り下げます。
早大卒。証券外務員二種・相続診断士。15年の書籍校閲で培ったファクトチェック力を武器に、一次資料に基づく「お金と暮らし」の分析記事を担当する編集記者。認知症介護経験をいかし、読者目線に立った情報発信も。